東京電力福島第一原発が40年前、竜巻やハリケーンに備えて非常用発電機を地下に置く「米国式設計」をそのまま採用したため、事故の被害が大きくなったことが関係者の証言でわかった。
中部電力浜岡原発1号機の水素爆発による配管破断事故(2001年11月)も、アメリカ式設計に手を加えていなかったことが遠因だった。
浜岡1号機配管破断の原因と対策(中部電力ホームページ)
破断した余熱除去系蒸気凝縮系配管は、日本の法令に則った運転では使用することがなく、盲腸のようなものだった。日本の事情に合わせて不要な部分を設置しなければ、事故は起きなかった。
比較的新しい原発には、余熱除去系蒸気凝縮系配管はない。
浜岡1号機配管破断の原因と対策(中部電力ホームページ)
4 号機には建設時から余熱除去系蒸気凝縮系配管がなく、該当する箇所はありません。
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